貫之の心・私の元永本古今和歌集

一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。新しい仮名序の解読方法は、本にまとめ出版しました。このブログの仮名序説明より広範囲の掛詞の解読をしています。アマゾンで購入可能です。

(100)出版した本の訂正表

永井 多佳子

このお正月に出した本「貫之のこころ 私の元永本古今和歌集」の間違いを訂正します。

これから、出てくると思うので、このコーナーを訂正の場所とします。


①p.192 5行目

 巳(み、681年天武10年辛巳生まれの藤原房前)⇒訂正:未(ひつじ、み、695年持統9年

 乙未生まれの京家麻呂)

 

 「み」は、「未」でもありました。房前は長屋王派ですから。


②p.169 後ろから3行目

弟大海人皇子⇒訂正:兄大海人皇子

 大海人皇子は、皇極の孝徳との不倫の子(万2798)。人丸は、孝徳と身分の低い女との子(仮名序p.42)。


大海人皇子は、631~686年。

 仮名序p.43に卯年生まれと解読できるから、631年辛卯生まれとみられる。


柿本人丸は、636~708年。

 本篇(907)に、天武が没した時、50歳とあるから、636年丙申生まれとみた。続日本紀和銅

 元年(708年)4月20日に、従5位下柿本佐留(さる)が卒したとあることから、丙申生ま

 れの人丸の事と見た。


③p.190 各句の説明の最後「なつかしみ…」の説明文

なつかしみ一夜宿に来=なつかしみ一夜宿(女郎屋)に来る。な(の)束(つか、たばね

   るものを数える語)浸み(しみ、自四連用形・深く感じる)一矢(いちや)宿(や    ど、主人、持統)に糊(こ、ジギタリスをすりつぶして得られるのり状のもの)。


 解読文は変わらない。古代、毒矢に用いられたものは、ジギタリスをすりつぶした泥状、

 のり状の粘液で、矢に塗って用いた。または、ヒキガエルの粘液も利用していた。とも

 に、強心配糖体が有毒成分で、中枢神経に作用し心筋の収縮性亢進させる。

 下線部が訂正した部分。

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