二歌聖論を説明したので、その中で本文参照という形だけで、そこでは説明されていない万葉集の公表された時期を、809年11月(大同4年10月の意)とした根拠を説明しよう。 本文(997) 貞観御時 万葉集はいつ許(ばかり)つくれるそと 問給けれは 文室ありすゑ 十月しくれふりおける ならの葉の ... 続きをみる
一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。
二歌聖論を説明したので、その中で本文参照という形だけで、そこでは説明されていない万葉集の公表された時期を、809年11月(大同4年10月の意)とした根拠を説明しよう。 本文(997) 貞観御時 万葉集はいつ許(ばかり)つくれるそと 問給けれは 文室ありすゑ 十月しくれふりおける ならの葉の ... 続きをみる
(54)六人の反藤原氏主流派のひとり、文屋康秀の本文の部分を改定しました。 「…そのさまみに およはす いはゝ あき人 のよきゝぬ きたらんかことし…」 「そのさまみにおよはす」を「その姿は、身に達していない」つまり、教養のない商人がいい服を着ているようなもので、質のいい言葉表現が、内容ある価値... 続きをみる
凡例 *「・・・」 藤原定家の加筆した伊達本の表記。 ・・・ 漢字ならひらかなへ、ひらかななら漢字へ、伊達本で変更表記されている、校訂された文字は、その横に(*・・・)と表記、その言葉がなく略されている場合は、 [・・・] とした。 ま... 続きをみる