貫之の心・私の元永本古今和歌集

一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。

2021年5月のブログ記事

  • (54)万葉仮名は意味を引きずる-2

    このブログ(12)で、万葉仮名が音だけのはずが、掛詞で、その意味をも表すことを説明した。 漢字からその意味をたどることは、容易であった。しかし、その反対からさかのぼって漢字にたどり着くことは、至難の業。(or 勝手な解釈?) その一例を挙げたい。 かな序p.49 (二玄社 元永本古今和歌集) …い... 続きをみる