貫之の心・私の元永本古今和歌集

一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。

2022年1月のブログ記事

  • (58)またまた再考「むすふての…」

    (23)俊成が激賞した「むすふての…」を訂正する訳ではないが… なんとも、何の参考書もなく、勝手な「こじ付け」解説を、再ゝ考してまた別の解読を。 和歌の名手の仕掛けた掛詞は、なんとも私の能力を超えて、底知れない。藤原俊成が激賞したこの言語操作、勿論彼自身も、闇の歴史に光を当てたかったのだ。 (40... 続きをみる