貫之の心・私の元永本古今和歌集

一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。

2021年2月のブログ記事

  • (53)百済と新羅 -2

    光仁は、百済系の血筋を式家百川らの画策を得て、皇統を新羅系から奪還することができた。しかし、まだ、聖武の血筋を引く者がおり、桓武がその最後の血族を粛清して、一応百済系王朝を完成することができた。最後の犠牲者は、早良親王で、桓武の弟とされるが、(1118)に、井上内親王の子(長男)と詠われている。本... 続きをみる

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