貫之の心・私の元永本古今和歌集

一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。

2023年1月のブログ記事

  • (67)高子と善祐法師との情事のうそ

    高子は宇多期896年、東光寺座主善祐と密通したという疑いをかけられ、皇太后を外される。善祐は、伊豆流罪になった。宇多による高子の粛清だ。 拾遺和歌集巻第十五恋五(925) 善祐法師なかされて侍ける時母のいひ津かはしける   なく涙 よはみなう見登 なりなゝん おなしなきさに なかれよるへく つまり... 続きをみる

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