貫之の心・私の元永本古今和歌集

一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。

2018年9月のブログ記事

  • (30)漢字の威力・熟田津に船乗りせむと…

    (12)万葉仮名は、意味を引きずる でも言及したことであるが、漢字を万葉仮名として音として用いても、読者は、意味を忘れることができない。漢字は、意味を決定づける。 再び、万葉集の歌を取り上げて、その漢字の就縛から抜け出した、当時のインテリの歌を解読したい。 万葉集巻第1(8) 斉明天皇が額田王に詠... 続きをみる