万葉集(9)は、定訓がない難読の歌とされているが、その前の歌(熟田津に…)は、斉明天皇が中大兄皇子に即位を期待して、彼女の葬儀を託す歌となっているから、それに関連しているとみて、試訓を探ってみた。 次のように、一、二句は五七と定型となっているから、万葉仮名だろう。万葉仮名は、斉明期あたりに生まれて... 続きをみる
2022年8月のブログ記事
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前の記事で、天武の父とされる舒明は、異父ということが詠われていると解説したが、では天武の実父は、誰か。 (692)の参考にした万葉集(1011)を解読して、わかったことを記しておきたい。 (1011)我屋戸之 梅咲有跡 告遣者 来云似有 散去十方吉 我が宿の 梅咲... 続きをみる