貫之の心・私の元永本古今和歌集

一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。

2017年9月のブログ記事

  • (16)歌聖・人丸の歌「東野炎…」

    本文p.45に、二つ人丸の歌が掲げられている。共に、表面上は優れた自然詠、その真意は政治歌である。 そこで、有名な彼のあの歌に、どのような政治歌が見いだせるのか、探ってみた。 その歌とは、万葉集巻1 (48) 「軽皇子が安騎野に宿られた時に作った歌 柿本人麻呂」という詞書があって幾つかの歌が列挙し... 続きをみる

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