一味違った古今集の解読を試みたものです。抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。
(57)名前考-3
名前は、名前でも地名を考えてみよう。地名は、昨今の市町村合併で、失われたり、新しい名前になったりで、その歴史性が断絶するのではないかと思われる例が身近にもある。 地名は、先祖が意味を持って名付けたもので、無形化石と呼ぶことができる。 (41)百済と新羅 でも解説しているが、「あすか」の表記は、明日... 続きをみる