古今集は、掛詞に満ち満ちている。それは、万葉集から受け継いだものだ。そこには、おいそれと、理解できない掛詞の連続。 万葉集巻第1(27)を解読します。 詞書には、「天皇 吉野の宮に幸す時の御製歌」とあるから、679年天武天皇が作った歌。 淑人乃 良跡吉見而 好常言師 芳野吉見与 ... 続きをみる
一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。
古今集は、掛詞に満ち満ちている。それは、万葉集から受け継いだものだ。そこには、おいそれと、理解できない掛詞の連続。 万葉集巻第1(27)を解読します。 詞書には、「天皇 吉野の宮に幸す時の御製歌」とあるから、679年天武天皇が作った歌。 淑人乃 良跡吉見而 好常言師 芳野吉見与 ... 続きをみる