貫之の心・私の元永本古今和歌集

一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。

2020年2月のブログ記事

  • (41)百済と新羅

    平安時代までの政争は、どうも、新羅系と百済系の争いのようにみえる。 天武天皇は、新羅系。天智天皇は、百済系である。半島の民族の抗争は、複雑なのだが、極々単純化してみれば、その半島の抗争の果てに、敗残の支配層が、家来を引き連れて列島に避難して、この列島で支配の再構築をしようとしたのが、その歴史のよう... 続きをみる

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