(17)早良親王は、井上内親王の子? のブログで北畠親房「神皇正統記」に、式家百川が、井上内親王を招き込んで、その息子早良親王を出家させたとあると、私は書いた。 百川がどう説得したのか? 躬恒の(956)の歌にその答えがある。 (956)山法師のもとにつかはしける (凡)河内躬恒 よをすてて ... 続きをみる
一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。
(17)早良親王は、井上内親王の子? のブログで北畠親房「神皇正統記」に、式家百川が、井上内親王を招き込んで、その息子早良親王を出家させたとあると、私は書いた。 百川がどう説得したのか? 躬恒の(956)の歌にその答えがある。 (956)山法師のもとにつかはしける (凡)河内躬恒 よをすてて ... 続きをみる