(343)わか君は 千よにましませ さゝれいしの いはほとなりて こけのむす左右 讀人しらす 日本の国歌の元でもあるこの歌は、古今和歌集巻第七祈(伊達本では、賀歌)の冒頭にある。 私はこの意味をいつも、不審に思っていた。礫岩ではある... 続きをみる
一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。
(343)わか君は 千よにましませ さゝれいしの いはほとなりて こけのむす左右 讀人しらす 日本の国歌の元でもあるこの歌は、古今和歌集巻第七祈(伊達本では、賀歌)の冒頭にある。 私はこの意味をいつも、不審に思っていた。礫岩ではある... 続きをみる