このよをは わかよとそおもふ もちつきの かけたることも なしとおもへは この歌は、道長の歌とされるが、実際は右大将実資が自分の日記(小右記)に書き残した歌で、1018年、11歳の後一条天皇に道長の三女威子(18歳)が中宮になり、一家三后を果たした祝いの宴で詠われた。道長自身は、日記にも残していな... 続きをみる
2024年1月のブログ記事
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古今集の和歌を解読する中で、初めて出くわす単語だった。「枯野」。「からの」と読み記紀に「枯野・からの」の表記がある。 ①日本書紀応神天皇五年冬十月 伊豆国に命じて造らせた。長さ十丈の船ができた。 試しに海に浮かべると軽く浮かんで速く行くことは、走るようであった。 その船を名付けて枯野といった。 五... 続きをみる