古今集の歌の中には、万葉集の歌を本歌とするものがある。万葉集の歌の読み方を決定できる貴重なケースだ。読みだけでなく、その意味の理解の手助けにもなる。 (683)は、万葉集の歌(2798)の本歌取りで、この本歌を理解することで解読ができた。 (2798)伊勢乃白泉郎之 朝魚夕菜尓 潜云 鰒貝之 ... 続きをみる
一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。
古今集の歌の中には、万葉集の歌を本歌とするものがある。万葉集の歌の読み方を決定できる貴重なケースだ。読みだけでなく、その意味の理解の手助けにもなる。 (683)は、万葉集の歌(2798)の本歌取りで、この本歌を理解することで解読ができた。 (2798)伊勢乃白泉郎之 朝魚夕菜尓 潜云 鰒貝之 ... 続きをみる