前回「芭蕉ルネサンス」での妄想の続きをしてみた。 旅に病で 夢は枯野を かけ巡る 1694年「笈日記」 この句は、辞世の句ともいわれ、芭蕉が死の四日前に詠んだもの。 私は、一句「病で」に引っかかる。「やんで」と読まれるが何故、「病み(自四連用形)」としなかったのだろうか。その方が、定型に収まる... 続きをみる
一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。
前回「芭蕉ルネサンス」での妄想の続きをしてみた。 旅に病で 夢は枯野を かけ巡る 1694年「笈日記」 この句は、辞世の句ともいわれ、芭蕉が死の四日前に詠んだもの。 私は、一句「病で」に引っかかる。「やんで」と読まれるが何故、「病み(自四連用形)」としなかったのだろうか。その方が、定型に収まる... 続きをみる