(616)おきもせす ねもせてよるを あかしては はるのものとて なかめくらしつ おき=起き、息。 ね=寝、音。 よる=夜、寄る。 あかしては=明かしては。明し手(晴らした手段)は。吾が仕手(やり手)は。 春のもの=情事のこと、→菱藻(砒霜)。(音読みで)順(順子)の(音読みで)仏(ほと ... 続きをみる
一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。
(616)おきもせす ねもせてよるを あかしては はるのものとて なかめくらしつ おき=起き、息。 ね=寝、音。 よる=夜、寄る。 あかしては=明かしては。明し手(晴らした手段)は。吾が仕手(やり手)は。 春のもの=情事のこと、→菱藻(砒霜)。(音読みで)順(順子)の(音読みで)仏(ほと ... 続きをみる