貫之の心・私の元永本古今和歌集

一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。

2020年5月のブログ記事

  • (45)女装していない「土佐日記」

    「土佐日記」は、「男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」ではじまる。 小松英雄氏により、「女文字で」と解説された時、私は、こうした古典が完全には解読理解されていないことを知った。しかし、解説はここまでで、「男も、すなる日記」の「も」が、理解不能であった。日記は、当時、男がすることが当... 続きをみる

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