貫之の心・私の元永本古今和歌集

一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。

2020年4月のブログ記事

  • (44)名前考-1

    昔、人々は、地名、人名に意味をこめてなづけた。言霊信仰は、根強い。 再び、かな序に帰って、解読してみて、実感! 紀友則、貫之は、光孝天皇の子。良房の策略で、望んでいた惟喬親王の皇位継承が阻まれた後ろめたさに、文徳は、腹違いの弟道康(光孝)に頼み込んで、紀氏の娘の救済(?)のため、娶せているのである... 続きをみる

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