貫之の心・私の元永本古今和歌集

一味違った古今集の解読を試みたものです。
抒情詩として読まれてきましたが、「掛詞」をキーワードに解読してみると、政治的敗者の叙事詩が現れてきました。その一部、かな序だけでも鑑賞していただけたらと思います。

(75)忘れられた麦角、現代でも

最近、「マフィンで食中毒」とテレビであったが、今度は学校給食で小麦に「カビ毒」のニュ―スがあった。マフィンで食中毒は、ちょっと考えられないですね。マフィンで賞味期限が二日とか、ありえない!と思ったのは私だけであろうか。おいしく食べる保障は、二日というのはわかるが、それ以後食べて体に障るなどとはちょっとおかしいと思わないのだろうか。180℃で加熱調理してカラカラになっているマフィンで?


このニュースで、私は、小麦に問題がある、麦角だ!と直感した。現代にも、この毒が知られるいい機会になるかも。
そして、学校給食のニュース。国内産の小麦にこの麦角の検査はしていなかったのだろう。だいたい、その毒性の存在さえ知る人は、いなかったのだろう。あな恐ろし!


小麦は、米のように洗うことがないので、検査しなくてはいけないのだ。下痢などの軽症だから、ま、麦角の仲間で、少量だったのだろう。恐るべし、麦角!


このブログ(18)で解説しているように、清和天皇が麦角で、毒殺されている(307)。

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